ガラスの種類
ガラスは自動車に限らずいろいろな種類がございます。
1つ目は、型板ガラスがあり、ガラス表面が模様となったものです。透光性を保ちつつ光を拡散させて視線を遮ることができます。現在製造されている模様は、梨地2ミリ、霞4ミリ・6ミリ、の2種類です。次に網入ガラス、線入ガラスです。それはガラス中に金網や金属線を入れたものでしてガラスが割れたときにも破片が飛び散りにくいという特徴があります。この線入ガラスを導入する主な目的は、火災などの熱による破損の際、ガラスが外れることを防ぐことですが、一方で打撃を与えることによる破損にはほとんど効果がありません。3つ目は合わせガラスで2枚のガラスの間に透明フィルムをはさみこんだものです。破損した時に破片がほとんど飛び散らず、耐貫通性に優れているため、強化ガラスと共に安全ガラスと言われています。最後に強化ガラスでその名の通り、板ガラスの表層に圧縮応力、深層に引張応力を与えて通常のガラスの3~5倍の強度があり、破損しても破片が粒状になるため、傷害防止に効果があります。この他にもいくつか種類はありますが、まずはここまでです。